今朝、蟬の脱皮シーンに3件も遭遇しました。脱皮シーンを眼前で観るのも初めてなのに、いきなり3件も出会うなんて。台風一過を蟬たちが待ちわびていて、ちょうど早朝だったものだからたまたま出くわしてしまったのかも知れませんね。写真はクマゼミですが、アブラゼミにも出会いました。クマゼミは特に、羽根が透明だから、鮮やかなエメラルドグリーンの翅脈(というのかな?)とともに、美しさが際立っていますね。

ところで、蟬の脱皮と言えば、こんな言葉があります。

【蝉蛻】せんぜい
①蝉(せみ)のぬけがら。うつせみ。
②俗世間から超然としていること。蝉脱。

【蟬脱】せんだつ
「蟬蛻②」に同じ。
セミの抜け殻の「蟬蛻」の誤読から生まれた語。

私も実は勘違いしていたのですが、「蟬脱」という言葉は、「蟬蛻」の誤読だったんですねー。新しい価値観、新しい生き方に切り替える「蟬脱」という概念が好きだったのですが、誤読だったとは。。。しかも意味も微妙に間違って解釈しているし。。。
思わず頭の中が “抜け殻” 状態になってしまいました。